このコラムは宮崎中央新聞に連載されたものです。
 
  太陽と仲良くできる家 思いやりや気配りの心を育てる家
  風と仲良く遊べる家 先祖やお年寄りを大事にできる家
  家族が仲良く暮らせる家 隣の人、その隣の人を大事にできる家
  お父さんが元気に働ける家 「親子断絶の階段」が玄関にない家
  お母さんが楽しく働ける家 玄関でおもてなしができる家
  ●美しく歳を重ねる家  
 
 

 お父さん、あなたの家は元気をくれる家ですか?心が安らぐ家ですか?念願のマイホームを手に入れたのはいいけれど、ローン地獄になって、家を見るたびにため息をついていませんか?家を作ったのはお父さん、住んでいるのはお母さんと子供たち、お父さんは毎日毎日一生懸命働いて、家に帰るのは寝るためだけ、そんな家になっていませんか?

 スーツの似合う部屋はありますか?ステテコ姿でくつろげる部屋はありますか?羽織姿でかしこまれる部屋はありますか?ジーンズ履いて趣味に没頭できる部屋はありますか?家はあなたの一日の疲れを癒してくれる空間になっていますか?

 最近、お父さんが家の中でゴミのように扱われている。「粗大ゴミ」「生ゴミ」「父さん、元気で留守がいい」等々。そりゃぁ家族の人間関係にも問題があるのかもしれないが、家を作る僕としてはお父さんの存在をアピールできる空間づくりにこだわりたい。家に帰って「ほっ」とさせてくれる家づくりにこだわりたいのだ。

 部屋に自分で囲炉裏を作ったお父さんがいた。いつも使うわけではないが、友達を呼んで酒を飲み交わす場になったり、物思いにふけったりする場になったりしていて、お父さんお気に入りの空間になっている。

 そんな家に住むお父さんは「粗大ゴミ」なんて言われるはずはないだろう。やっぱりお父さんには元気でいて欲しい。

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